COLUMN

ストレージテクノロジーは、業界を熟知した者でさえ予想しなかった速度で、急速に進化してきました。SeagateシステムエンジニアリングマネージャーのLance Blumberg氏は、ストレージハードウェア業界のリーダーでさえ、ZBという単位で考えることを予見していなかった時代を振り返っています。従来のストレージのニーズに加え、この驚異的な成長は、大容量および大量インフラストレージの出現によるものです。

しかし、これらのデータの多くは、企業によってアーカイブされたり、単に失われるリスクも存在します。クラウドストレージに代わるものが一般的になりつつあり、Filecoinネットワークが提供するコンテンツの永続性がより魅力的になってきているのです。

分散型ストレージがこうしたストレージのニーズに対する現実的な選択肢となりつつある中、Seagateはストレージプロバイダーに対して、適切なハードウェア設定を可能にする一連の構成要素の提供を開始しました。同社は現在、ストレージデバイス、エンクロージャープラットフォーム、およびコントローラーモジュールの形で、多様な製品スイートを提供しています。これらは、SPのニーズに合わせて、容量、密度、パフォーマンス、TBあたりのコストなどの面で最適化されています。

ESPAブートキャンプでLance氏は、EXOS CorvaultとE4U106を、費用対効果の高いビルディングブロックを求めるストレージプロバイダーにとって理想的なソリューションとして紹介しました。18TB/20TB HDDは、以下のようなFilecoinに特化した最適化機能を備えています。

• ドライブ性能の最大化
• 容易なスケーラビリティ
• 簡単なセットアップ
• ソフトウェア・ベンダーへのロックインなし。

Seagateのソリューションが、Filecoinにストレージを提供するための効果的なハードウェア構成の設定にどのように役立つかについての詳細情報は、Lance氏のプレゼンテーションの全記録をご覧ください。

本ブログは、www.filecoin.io/blogからの翻訳となります。

ソース：https://filecoin.io/blog/posts/espa-bootcamp-innovation-in-storage/