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Filecoinの概要

日本ではブロックチェーン や仮想通貨といえばbitcoinですが、Filecoinは、近年盛り上がりを見せている分散型ファイルシステム及び、仮想通貨の名称です。開発の中心的役割を果たしているProtocol Labsは、2017年に2億ドルもの資金をわずか30分ほどで集めたことで話題になりました。

Filecoinとは

Filecoinはユーザーがファイルを保存するためのP2Pネットワークです。ユーザーは料金を払うことで、Filecoinのネットワーク上にファイルを保存することができます。そのファイルを保存し、長期間ファイルが正しく保存されていることを証明するコンピュータはストレージマイナーと呼ばれています。

Filecoinでは、ブロックチェーンとネイティブ暗号通貨(FIL)を利用しています。ストレージマイナーは、ファイルを保存するためにFILを獲得します。ブロックチェーンには、ストレージマイナーがファイルを保存した証明とFILの送受信トランザクションが記録されます。よって、ユーザーはいつでもFilecoinのブロックチェーンにより、ファイルが正しく保存されていることを確認できます。

Filecoinでファイルを保存するための4ステップのプロセスを示す図。 最初のステップ:ファイルを保存したいユーザーは、マイナーにファイルを保存するために支払います。 2番目のステップ:マイナーは、ファイルコインのブロックチェーンを介してファイルの保存を公にコミットします。 3番目のステップ:ネットワークは、マイナーがファイルを正しく保存していることを常に確認します。 4番目のステップ:ユーザーはマイナーに支払いをしてファイルを取得します。

画像元:https://docs.filecoin.io/about-filecoin/what-is-filecoin/#for-users

一方、Filecoin上でストレージ提供者(マイナー)は、ディスク容量が余っているインターネット上のコンピュータ、またはFilecoin専用の大容量ストレージを提供する代わりにFilecoinトークンを受け取ります。bitcoinのマイニングは、プルーフ・オブ・ワークと呼ばれる計算をすることでしたが、Filecoinは、インターネット上に有用なストレージを提供するマイナーに報酬が与えられます。

自分のファイルを保存したい、あるいはマイナーになって報酬が欲しい人は誰でもFilecoinに参加できます。ストレージとその利用価格は、単一の企業によって管理されているわけではありません。よって、ファイルの保存や取得にかかる料金は、企業の設定価格ではなく、より開かれた市場競争によって決められることになります。すなわち、コスト、冗長性、速度等を比較しながら、ニーズに最も適したマイナーを選択でき、ファイルを保存するユーザにもメリットがあります。

一方のFilecoinを実装するアプリケーションは、ネットワーク上の任意のマイナーと交渉をすることができます。さらに、Filecoinは集中型ストレージシステムとは異なり、ストレージの提供者ごとに異なるAPIを実装する必要はありません。開発者にとってもメリットがあります。

参考: https://docs.filecoin.io/about-filecoin/what-is-filecoin/#for-users

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